私事で恐縮だが実は私は佐賀北高の出身である。といっても1年の夏休みには大阪へ引っ越してしまったので一学期限りの北高生というわけだが、それはそれで色々と思い出深い。
定評のある堅い守りは随所に見られたものの、試合の展開は完全に広陵に押されていた。久保投手も初の失点で4対0となった時には正直勝負あったかと思った。僕自身野球にはさほど造詣が深いわけではないが人間の潜在能力の計り知れなさにはただただ驚かされた。
それにしても決勝戦での満塁ホームランは史上2度目だという(逆転満塁ホームランは史上初)。意外と知られていないと思うが1度目のそれは1994年76回大会において佐賀商キャッチャー西原が放った満塁弾である。この時も開幕戦を勝利で飾っての公立校によるミラクルな優勝だった。普段弱小な(失礼)佐賀県勢にあって何とも不思議なことである。
1994年76回大会
http://www2.asahi.com/koshien/game/1994/400/8091/index.html
特待生問題など何処吹く風の佐賀北ナインに心からの拍手を送りたい。
それにしても佐賀は二度目の優勝ですか。何ともうらやましい。我が宮城県勢は「大会屈指の投手」を擁することが多いのですが、なかなか優勝には届きません。決勝まで行く事はあるのですが…。
ああ、毎日見ることができた学生時代に戻りたいなぁ。
仕事で残念ながら、じっくりテレビ観戦とはいきませんでした。断片的に情報を拾いつつ状況の把握に努めました(笑)が、満塁ホームランは息子からのメールで知り、てっきり冗談かと思いました。
宮城県勢は常勝のイメージありますが、意外でした。今回もまさに「大会屈指の投手」でしたね。