2007年08月28日

「反石原」を騙り、一方で「石原クローン」を支援する民主党

上田氏が再選果たす 埼玉知事選、2新人破る(西日本新聞2007/8/26)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20070826/20070826_005.shtml

 任期満了に伴う埼玉県知事選は26日投票、即日開票の結果、無所属現職の上田清司氏(59)が、無所属新人で共産党推薦の元参院議員吉川春子氏(66)と無所属新人の元高校教諭武田信弘氏(53)を破り、再選を果たした。

 上田氏が1期目4年間で進めてきた行財政改革の是非が争点となった。

 上田氏は県幹部の天下り規制など1期目の実績をアピールし、県職員の人数削減などで「県庁を最小、最強の地方政府にする」と訴えた。石原慎太郎東京都知事、松沢成文神奈川県知事の応援を得て、首都圏3都県の連携強化も強調した。

 民主党県連を中心に自民党県連、公明党県本部が支援する“与野党相乗り”の組織選挙を展開。夏休みと猛暑の影響や、参院選の選挙疲れがみられたものの、手堅く支持票をまとめた。

 吉川氏は「福祉削減の行革」と上田県政を批判、医師不足の解消などを訴えた。

 武田氏は高校入試制度の改革を訴えた。


まったくふざけた話である。「民主集中制」をどうこう批判する前に、こういうことこそ批判の対象にはならないのか。これも「党内に多様な意見を包含する民主党ゆえ」か?私には「無節操」にしか見えない。もしくは「詐欺的」とか。
小難しい共産党批判(といっても政策批判といえるものはあまり聞かない)も結構だが、率直に言って私には埼玉知事選におけるこういう民主党の態度こそ批判されるべきと思うが、常々「反石原」あるいは「改憲阻止」でよりマシ選択を迫っていた人たちは何故か沈黙。不思議だ。

↓この方はよりマシ選択ではないのかね。

県民の願い実現 吉川さん/国いいなりの県政 上田知事/違いくっきり(しんぶん赤旗2007/8/15)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-08-15/2007081503_01_0.html


posted by PPFV at 20:18| パリ ☁| Comment(14) | TrackBack(8) | 政権交代真理教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
PPFV BLOGさん、はじめまして。たびたび閲覧させていただいております野沢と申しますが、本日の書き込みに、若干のコメントをしたくなりました。失礼なコメントになっていたら、削除してください。

>「民主集中制」をどうこう批判する前に、こういうことこそ批判の対象にはならないのか。これも「党内に多様な意見を包含する民主党ゆえ」か?


まったくその通りだと思います。
今回の埼玉県知事選でのよりマシ選択は、間違いなく吉川さんであるはずでしょう。
私も「埼玉知事選におけるこういう民主党の態度こそ批判されるべき」だと思います。

Posted by 野沢恒夫 at 2007年08月28日 21:12
野沢恒夫さん、はじめまして。

失礼なコメントなどとんでもありません。コメントいただきまことにありがとうございます。

今回の件、共産党支持者の方以外の投票の呼びかけがほとんど聞こえてこなかったことに憤りと落胆を隠せません。これすなわち「反石原」より「反共」に重きを置かれているともとれますから。

今後とも宜しくお願いします。
Posted by PPFV at 2007年08月28日 21:52
 そういう人は、よりマシかどうかということよりも、勝てるかどうかが大事なのではないでしょうか。吉川氏では勝ち目が無い、低投票率になるという事前の予想を既定のことだと決めつけて、それを変えようとしない。どこか政治を他人事のようにとらえているように思ってしまいます。
 中には勝敗が決まった選挙に立候補するのは金(供託金)のムダだと言う人もいるようです。私は4月の県議選で、定数1を保守系無所属vs保守系無所属(自民支持)という選択しようのない選択を迫られて、何で共産党立候補しないんだと思いました。結局、3月に引越した私は前の選挙区で投票ということがわかって、無事に意中の候補に投票することができたのですが(笑)。選択肢を示すことは政党の責任です。私の地元では共産党にそれだけの力も無かったということなんですが。
 中島みゆきが「たたかう君の歌を たたかわないやつらが笑うだろう」って歌ってるけど、そんなのが頭に浮かんだりします。こんなこと書くと共産党は傲慢だ独善だって思われるかもしれないけど。でも一生懸命がんばってる人に対して、別に応援しなくてもいいから、冷笑しないでほしいってのは、感情的なところでは譲れませんね。
Posted by contack at 2007年08月29日 08:02
ご無沙汰しております。いつかカキコミで紹介させていただいた、この前の選挙で上田氏に入れたことを後悔していた埼玉県民の友人に電話で聞いてみたところ、今回は家族まで説得して吉川氏に入れさせたそうですが、残念な結果になったと言っておりました。過去最低の投票率だったそうですが、それでも投票所で地元の農家のお年寄りなどが誘い合わせて来ているのと顔を合わせたとか。当人宅にも普段なら、自民に入れよと言ってくる地元の保守系の県議と市議の事務所から、上田氏に投票せよとの電話があったそうです。
Posted by 青の雑記帳 at 2007年08月29日 21:11
こんにちは。まったく同感です。反自民で、民主は応援するが、共産党にはスルーを決め込む左派・市民派ブロガーには、プリンシプルってものが欠けております。堂々と批判すべきでしょう。管理人様をはじめ、コメントを寄せられた方々は、共産党系ブロガーの仲間内だけに止まっていてはならない。「AbEnd」でも何でも積極的に出向いて持論を展開し、ブログシーンに於ける言論をリードしなきゃ。「吉川春子がんばれ」の声がブログから聞こえてこなかったのは、共産党系ブロガーの閉鎖性にもありますぞ。自由闊達に、外へ向かって、自らをアピールしましょう。本当の共闘やシンパシーは、そこから生まれて来るはずだ。

Posted by BLOG BLUES at 2007年08月29日 21:12
 こんばんは。伊東です。
 一ヶ月前の結果が出て以降、鬱躁を繰り返してゆるくない中、バカはバカなりに生きてきました。

 自分自身の記事の中で、暴言を吐いてしまい(ある方を『病気』呼ばわり)、その部分は反省しなければならないのですが…。しかし、その暴言の部分を除けば、今回の選挙の取り扱われ方には納得しません。

 ある勢力に対しては「立候補する事」自体が邪険に扱われる…相手がどこだろうと、そんなん事でいいのか。正直、頭に来ています。

 今日はPC借りる時間が終わるので…後でまた来ます。
Posted by 伊東勉 at 2007年08月30日 20:59
「改憲阻止」を訴えながら「自民・民主の二大政党を確立し政権交代が本丸だ」とワケの分からんことを言う人がいますし・・・何ともです。
Posted by makuri at 2007年08月31日 01:49
contackさん、コメントありがとうございます。

「勝てる」可能性が大事なのではというご指摘はその通りかもしれませんね。「よりマシ」選択など全くの嘘っぱちだったというわけです。「勝てる」なら「てんでダメ」選択もありなんだと。

>選択肢を示すことは政党の責任です。
>でも一生懸命がんばってる人に対して、別に応援しなくてもいいから、冷笑しないでほしいってのは、感情的なところでは譲れませんね。

とのご指摘、全く同感です。
Posted by PPFV at 2007年09月04日 20:26
青の雑記長さん、こちらこそご無沙汰しております。

投票率の低さにはがっかりですが、「どうせダメ」症候群は着実に浸透していますね。これ共産党にはもちろん頑張って欲しいところですが、これほど徹底的にメディアに過少扱いされ、さらにそれを見事に補完すべく努力されるリベラルな方々の寄与するところも大でしょう。
Posted by PPFV at 2007年09月04日 20:30
BLOG BLUESさん、コメントありがとうございます。

ご指摘にも深謝します。ただ私のスタンスはこれまでも何度か言及したとおり、共産党員でもありませんし、共産党支持者といわれることにも「ちょっと違うんだけどなあ」という程度のノンポリですので持論というほどのものはありません。とかく理不尽な批判をされることが多い「日本共産党」、決して仲間内だけでとどまっておられるわけではないと思いますが、そのプリンシプルが欠けた方たちへの呼びかけよりも優先すべきことがあると考えておられるとしても、それはわからないではありません。私としてはノンポリな一生活者としてその理不尽な批判あるいは誹謗に「それおかしいじゃん」と思うことが多いし、それ重要とも思うので書き残している程度です。じゃないとなかなか続けられません(笑)
Posted by PPFV at 2007年09月04日 20:37
伊東さん、コメントありがとうございます。

伊東さんは、ほんとマジメに取り組まれる人なので、しんどさも人一倍なんじゃないでしょうか。もちろんその姿勢には敬意を表します。
その取り扱われ方に納得できないとおっしゃる点、全く同感です。なんてったって、すでにアンフェアなんです。アンフェアに立ち向かおうとしているものを批判するなんて態度はダメっすよね。
でも時には気楽にいきましょう。また是非おいでください。
Posted by PPFV at 2007年09月04日 20:45
makuriさん、コメントありがとうございます。

まったくですね。戦略的とやらな態度なんでしょう。戦略コネすぎてとんでもない矛盾かかえてることに気づかない。
Posted by PPFV at 2007年09月04日 20:49
私も先の埼玉知事選挙における、いわゆる「市民」を自称する人たちの不可解な態度に不信感を抱いています。
上田知事が4年間の任期中、どういうことをやっていたかを見れば、「護憲」「人権」を何よりも大切にされる「市民」の方々ならば当然、支持できないはず。にもかかわらず、都知事選である段階までは見せたような、政党としては共産党も含めた統一候補の可能性を追求したという話を聞きません。
彼ら結局、民主党頼みでなければ何もできないってことでしょうか。
Posted by 一都民 at 2007年09月06日 21:09
一都民さん、コメントありがとうございます。

>彼ら結局、民主党頼みでなければ何もできないってことでしょうか。

そうですね。ましてやその民主党に何を期待しているのか甚だ不明です。政権取ったあとに右派を追い出す?などあまりに脳天気です。政権交代の受け皿になりうるなどと言ってられるのも右派あってこそでしょう。
結局「共産党」よりは「とんでも右派」がマシということでしょうか。
Posted by PPFV at 2007年09月13日 21:19
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