http://www.asahi.com/politics/update/1005/TKY200710050157.html
《一部ばっすい》
インド洋での給油活動については「国連活動でもない米軍等の活動に対する後方支援」とし、「(憲法が禁じる)集団的自衛権の行使をほぼ無制限に認めない限り、日本が支援できるはずがない」と批判した。
一方で、小沢氏は国際社会への日本の対応について「平和維持への責任をシェアする覚悟が必要」と強調。「国連の活動に積極的に参加することは、たとえ結果的に武力の行使を含むものであってもむしろ憲法の理念に合致する」とし、「私が政権を取って外交・安保政策を決定する立場になれば、ISAFへの参加を実現したい」と踏み込んだ。さらにスーダン西部のダルフール地方への国連平和維持活動にも「当然参加すべきだ」と明記した。
ただ、現実の派遣判断に関しては「合憲なら何でもやるということではない。国連決議があっても実際に日本が参加するかしないか、どの分野にどれだけ参加するかはその時の政府が政治判断する」との考えも示した。
論文の結論部分では、貧困と食料不足に苦しむアフガンの現状に言及。「貧困を克服し、生活を安定させることがテロとの戦いの最も有効な方法。銃剣をもって人を治めることはできない。それが歴史の教訓であり、戦争の果てにたどり着いた人類の知恵だ」と民生支援を重視する姿勢も強調している。
なんともフラフラした感じ。
真意はどちらにあるのかわからないが、ナンボなんでも
『たとえ結果的に武力の行使を含むものであってもむしろ憲法の理念に合致する』
これ、護憲派が支持できる見解とは思えぬ。
むしろ真意はこれだろうと思うのが、従来の見解からすれば自然だと思うが。
ここにきて小沢氏もトーンダウンしつつありますが、残念ながらすでに本質露呈してしまい、民主党支持者からもようやく批判らしき声も出てくるようになりました。護憲派の最大の敵とはある意味大いに言えることだと思います。しつこく細々(笑)民主党批判続ける所以です。
いずれにしても次回衆院選では自民党の敵にはなり得そうもありません。惑わされず本来の護憲派勢力の伸張に注力すべきと思います。