2011年06月30日

ベストではない結果を想定しつつ考えをめぐらす

全国3000人弱に急増=先週の熱中症救急搬送(時事通信2011/6/28)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date2&k=2011062801066

危惧されたこととはいえ、何とも痛ましいことです。迷うことなくエアコンを使ってほしいものです。それも先週一週間でのことですから、このところの天候を考えれば心配はますます増すばかり。記事によれば7人の方が亡くなられたとのこと、高潮しすぎた脱原発世論・報道による犠牲者という側面も決して否定はできません。
幸いにして原発事故による犠牲者はおられないわけですが、目に見えない不安あるいは将来への不安を理由に眼前の犠牲に目をつぶることができるはずもありません。ましてや「原発推進派がこのニュースを利用する」などと言っている場合ではありません。

自身「将来的には原発はなくすべき」と考えるものですが、即時撤廃は現時点では不可能であると考えています。まずは現在休止中の原発の速やかな再稼動を望みます。そして今回の事故の徹底的な分析と今後の緻密な安全対策が議論され実践されることを望みます。

残念ながら「即時撤廃」を旨とする方々は「(あるべき)原発の安全性」について語ることはありません。「なくすべきもの」についての安全性を語ることなど、すなわち自らの主張を結果否定する議論ですから、ある意味当然といえば当然の態度でしょう。けれども「即時撤廃」による社会的損失、弱者に強いるであろう犠牲、あるいは今後展開するであろう政治的力学(思惑も含めて)を考えれば、原発が維持される可能性は非常に高いのではないかと思わざるを得ません。世論も決して「即時撤廃」が多数派とはいい難い状況ですから。

ふたを開けて見れば原発は漫然と維持され、反原発熱は、ただただ「即時撤廃」を訴えただけで終わってしまっては、それはあまりにも不毛な結果といわざるを得ません。福島の事故を教訓に今後の安全対策に十二分に生かすための議論はとても重要なのではないでしょうかね。

ベストではない(あるいは最悪の)結果を想定しつつ考えをめぐらすことは危機管理の基本だと思うのですけど、「原発の危機」には豊かな想像力を働かせることができても、はて自らの運動が結果何を残すことになるのか・・・そこに思い至ることなくして東電のずさんな危機管理を嗤うというのも何とも変な話です。
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2011年06月17日

目に見える他人の危機より目に見えない自分の恐怖

http://twitter.com/#!/KeigoTakeda/status/81385796208308224

このつぶやき、私もまったく同様の感想を持ちます。
こんな政府の無策を批判する声はなぜか少ない気がしますね。
「原発さえなければ」という言葉ばかりがクローズアップされて肝心の問題を見えにくくしてる気がします。
皆が恐れる放射能よりも、確実に早く人の命を奪っているのですが。
原発のない理想郷を詩的に語ろうという気にはなかなかなれません。

posted by PPFV at 19:25| パリ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月15日

原発より怖いもの

「ドイツに続き、イタリアも脱原発を決めた。脱原発はヨーロッパの潮流だ。日本はいったい何をやっているのだ」という主張があります。そもそも潮流だから正当性と言えるのか?とか、放射能という未知の不安を解消するために「福島」にフタをするようなことをしていいのか?とか、そのために被災者の生活を犠牲にしてもやむをえないのか?とか、色々考えてしまうのだけども変ですかね。脱原発論のいかがわしさはこの際わきに置いておくにしても、そんな自説を展開したい気持ちが強すぎるのか、同じ国に住みながらその被災者の生活のことなどには思いが及んでいない人が多いような気がしてならないんですよね。私は原発よりそんな熱狂の方がむしろこわい。

以下、個人的には、今や害毒だと思っている阿修羅への投稿記事。
http://www.asyura2.com/11/senkyo115/msg/120.html

「FUKUSHIMA」とか「フクシマ」とか、一体そんな表記に何の記号性を持たせたいのか、まったく失礼な話だと思うのだが。そこで生活するものにとってはあくまで「福島」であり「広島」であり「長崎」だろう。
と、投稿そのものにはそんな感想を持つぐらいですが、それより注目したのはそれにつけられたコメントです。いくつか拾ってみましたが、パターンサンプルとしては好適なのではないかと。よりによってこんなひどいコメントを集めて印象操作かよ・・・などと思われては心外ですが、脱原発しかアタマになくてその先にあるものに思いを馳せることができなかったり、そのことだけが物事の判断基準になったりする人の主張は、表現の違いこそあれ本質的にはこちらの方々と同じようなものです。

原発を止めるには、原発資金で潤っている地域の酪農、農業などの産物の不買運動を起こさないと止める事はできません。かわいそうなどと、情緒的な感情では原発は止まりません。



多くの国民に犠牲者を出した日本が懲りずに根拠の無い原発推進になんてなったら、今以上に世界中から笑いものになります。



次の首相を選ぶ代表選が脱原発派にとって正念場になる。
なぜなら、菅首相以下の首相が選出される可能性があるからだ。
なんとしても、原発推進派の首相の誕生を阻止し、
脱原発派の首相を実現する必要がある。
とすれば、今、名前が挙がっている候補者(?)に対して、
脱原発派は、公開質問状を送って、回答を要求する必要があるだろう。
端的にいえば「20××年に原発を全停止するというロードマップを策定しますか?」という質問だ。
これで、誰を応援するかが決定できる。



日本は核のゴミ捨て場にされるだろう。
もう住めなのだからいいじゃないかと言われて。
核処理が唯一の産業となる。
世界から補助金をもらって命を売って生きていくことになる。
今の青森のように、敦賀のように、玄海町のように。
日本人みんながシャブ中毒患者のように、乞食のように。
それが日本の姿である。

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2011年06月13日

被災地のために、今一番優先すべき行動は脱原発を訴えること?

それにしても、なんで「サヨクチックな人たち」というのはこうも性急に変革を求めたがるんだろう。性急がゆえにその変革の本質までには目が届かないのも、知らず知らずに誰かを傷つけていることにも気づかないのも、ヘタをすると自分の首さえ締めつけかねないことに気づかないのも、どれもいつもの悪い癖ですね。
脱原発世論はいくら盛り上がっても、昔から脱原発を掲げる政党は相変わらず盛り上がりません。たまに勘違いした人が「瑞穂ちゃんカワイイ」とかなんとか言う程度のことで。
「そんな悠長なことを言っている場合ではない。こうしている間にも苦しんでいるものがいる。とにかく変えることが先だ。話はそれからだ。」みたいな話は過去に何度も聞きましたが、いつもやっていることはチグハグです。とにかく「菅辞めろ」、とにかく「原発やめろ」といった言葉ばかりが聞こえてきますが、ゴタゴタした政局同様、どうにもピンときません。
福島の事故を横目に今後の自国の原発行政を占おうとする諸外国と違って、残念ながら当事国である日本はその前に片付けなければならない喫緊の問題があって、悠長なこと言っている場合ではないことは、その通りです。まずは「被災者の生活支援」「被災地の生活インフラ、産業インフラの復旧」、福島原発周辺地域について言えば「原発の放射性物質放出を止めること(まずこれがなければ復旧の道筋さえ見えてきません)」を最優先になされるべきであると思うのですが遅々として進みません。まずそれらを強力に推し進めるよう政府に求めるようなデモであれば私も大いに賛同できるわけですが。
そしてその後に「脱原発」を訴えるなり議論した方がずっと冷静に日本の将来を見据えた実のある議論ができるのではないかと思いますけどね。まさか原発が大変なことになってる今こそ「脱原発」を訴える絶好機(旬)だなどと不謹慎なことを考えている人はいないと思いますから。

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2011年02月16日

減税日本!!年収300万で減税額は年1400円!

http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009122201000639.html

単純な話、なんでこんな政策であんな支持が得られるのかよくわかりません。たかだか年1400円のことで重要な選択が左右されるのはちょっとアブナクないですかね。
ソボクな金勘定だけで考えても、たとえば(年収300万の)消費税の増税額なんか、導入当初は3%だから単純に年9万円の増税、今は5%だから年15万円の増税ということですから、いやはやケタが違います。
10円安いダイコン買うのに10キロも車を走らせることのないようくれぐれもよろしくたのみます。ましてや道中事故にでも遭ってはたまったものではありませんからね。

ん?金額の大小ではないと?でも党名に減税!と掲げてるからには問題にしないわけにはいかないでしょう。だったらちゃんと「減税1400円日本」とちゃんと謳うとか。だったら私も納得です。

もはや私の中では、昨年の「政権交代」につづき今年は「減税日本」が輝く脱力流行語大賞になりそうな予感。
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2011年02月14日

勝てる候補が望みなら

勝てる都知事候補を(YamaguchiJiro.com2011/2/6)
http://www.yamaguchijiro.com/?eid=897

何だか前にも聞いたことあるような気がする話ですが(デジャヴ?)、相変わらず懲りておられない様子です。小池氏への言及など論外、ちょっと待っていただきたいのは山口氏の方でありますね。

はては、「民主党が主体的に候補擁立にこぎ着ける力量はないだろう。」とはどう解釈すればいいのやら。かりに力量があればどうだというのです?

いっそ、勝てる候補がお望みなら「東国原氏」などいかがでしょう。山口氏自身がいくら思いをめぐらせたところで百害あって一利なしです。嗅覚鋭い彼らのこと、「勝てる」と踏めば出てくるでしょうから、まさにお望みの「勝てる」候補というわけですね。
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2010年12月14日

これが待ちに待った「新しい政治」なのか

法人税:5%引き下げ 菅首相指示(毎日新聞2010/12/13)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101214k0000m020103000c.html

民主党、ようやく何かやったと思ったらこれだ。
これでまた少なくとも5000億の負担がわれわれにのしかかる。
「民主党を支持せよ」と言い「すべては政権交代のために」と民主党批判を封じ込めようとした人々に聞きたい。
これがあなたたちの待ち望んだ新しい政治か。
とりあえずくそくらえである。
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2010年07月09日

「ゆでダコ」の出来上がりを待つ「ゆでガエル」

ドイツが負けたのはタコのせい

「決勝はオランダ-ドイツでオランダの優勝」を予想していた私としてはドイツの敗退は残念に思いつつ、なかなかいい線いってるし・・とひそかに悦に入っていたんだけれど、世の中にはすごいタコがいるもので、ドイツの勝敗を100%の的中率で当ててるらしい。08年欧州選手権も5戦中4戦当ててるらしいし、うむすごい。
で、前回のアルゼンチン戦では予想的中して敗れたことに怒ったアルゼンチンの人たちに殺人予告ならぬ殺タコ予告出されたりして災難なことだが、今回は母国ドイツの敗戦を予告し当ててしまったので、母国ドイツの人たちからも「おまえ(タコ)のせい」「食っちまえ」と八つ当たりされる始末。何だかね。
それにしても何で水族館の人がおわびするのか良くわからんのだけど。そもそもタコのすることだし、そもそも当たってるんだし(笑)

W杯、“神託タコ”でおわび声明 敗北ドイツの水族館(2010/7/8)
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/sports/CO2010070801001008.html

で、この件は(言葉は悪いが)たかがサッカーのことだから笑っても済ませられるが、政治、政党、政策の見極めということに関してはそうそう笑ってもいられない。
たとえば拙ブログにも時々コメントをくれる某氏についていえば、当初より一貫して民主党に対する見立ては正しいし(これ案外重要。ブログ界でも数えるほどしかいないんだから)、各党に対する評価、事実確認も一貫して正確であって、常に「マットウ」な主張というのが私の印象なのだが、批判する人たちにはどうやら某氏の口の悪さばかり(笑)に目がいってしまうのか、事実かどうかはこの際どうでも良いらしく「ドイツが負けたのはタコのせいだ」よろしく「共産党が躍進できないのは某氏のせいだ」ということになるらしい。しかる後に出た結論が「公安」なのだそうで、何とも。
そもそも某氏にそんな批判を浴びせている人たちが共産党の躍進をほんとに願ってるかどうかは怪しいところではあるのだけれど、私のようなつまらぬ市井ブロガーならまだしも、少なくとも「超左翼」(何だんねんそれ)とかいう多少なりとも見識持たなけりゃいけない立場の人までが「公安認定もどき」なんかしてしまっては何とも浅はかなことである。

もっともその某氏に対してどういう反応をするかというのは、私がその人を見る上でいい感じのバロメータになっていることも確かで、総じて当初から民主党に対する見立ての正しい人は某氏ともまともに話できてるし、逆に「おっ、この人は」と期待した人でも某氏との議論でボロが出たりということもまま良くあること。そんな某氏のことだから、「公安」のレッテルでも貼って「ゆでダコ」にでもしたいと思う向きもあるのだろうが、その出来上がりを待つ間に、ひどい政治状況は確実に悪化しているのにその認識はあるのか無いのか、その姿はまるで「ゆでガエル」のようである。
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2010年07月01日

約束は守られてこそ信頼は積み重ねられる

民主・自民 消費税増税の目的隠し
公明・みんなの党・国民新 にわかに“反対”
動かぬ証拠こんなに(しんぶん赤旗2010/6/30)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-06-30/2010063001_03_1.html

民主党も自民党も「消費税増税」「法人税減税」はセットの既定路線。もう毎度毎度同じ手口で騙されるのはやめにしませんか。
おまけに、こんなにたくさん「消費税反対」な政党があったとは驚きですが、まあマニフェストにしろ個別の主張にしろ、「実績を少しばかり確認してその信憑性がどれほどのものなのか検討する」などということは実生活においてはごくごく普通に行われることなのに、何故政治についてはそんな評価がなされないのか不思議でなりません。
約束は守られてこそ信頼は積み重ねられる。
ごくごくあたりまえのことですけどね。
もっとも守られていないのは国民に対する約束で、財界に対する約束はきちんと守られているようですけど。
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2010年06月28日

「前向き」のつもりでも方向間違えば「後ろ向き」

基地問題で政権批判してみせるが/社民、民主と選挙協力(しんぶん赤旗2010/6/26)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-06-26/2010062602_01_1.html

いつものといえばいつもの社民党の態度ですね。社民党の主張とはまったく逆の態度をとり続ける民主党と選挙協力をしようというのですから、政治シロートの私には大変わかりにくい。ていうか普通に考えてこれはもう全く信頼に値しないと思わざるをえないわけです。ところが政治通な方々にとっては「党の体質がどうだ」とか「国民目線じゃない」とか何やら小難しい批判の方が重要と見えて(これは別の党に対する話なのですけど。それにその批判がほんまのことかどうかはシロートの私にはわからない)、にもかかわらず社民党のこんな態度には驚くほどに寛容で、これで批判が盛り上がったことなどあまり見た事がありません。シロートの私にはまことに理解に苦しむところです。
でもあまり社民党批判ばかりしてると「前向きじゃない」とかなぜか「反共工作員」とかいわれてしまいそうので、ここは精一杯前向きな想像力をはたらかせて推察するに「社民党は自分の主張を曲げても政権与党との関わりを保つことで、結果国民本意の政治を取り戻すに影響力を持とうとするまことに前向きな姿勢である」とか。でも「そもそも影響力はあったのか」とか「なら何で連立離脱するねん」とか、ツッコミどころはいくらでも出てくるわけで、ん〜やはり前向き?にはなれませんね。

「前向きな愚考(愚行)」なんかより「的確な批判」の方がはるかに意味がある。

とかく、「前向きであること」を暗に強要されたり、的確な批判も「前向きじゃない」との理由で時にはぐらかされたり、時に無視されたり、内容を吟味せず批判のための批判と片付けてしまったり。こういう状況はあまりよろしくないんじゃないでしょうかね。悪意はないにしても前向きであろうとし過ぎるために、時として問題の本質を見逃したりあるいは目をそらしてしまうことなきにしもあらず。前向きなことは必ずしも良いこととは限りません。戦時中において「お国のため」と思う事はとても前向きな態度だったわけでしょう?内心はどうあれ。
いくら前向きのつもりでも方向間違えば後ろ向きってこともあるんじゃないでしょうかね。
posted by PPFV at 21:34| パリ | Comment(3) | TrackBack(0) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月23日

そんなことより共産党への理解を阻んでいるものは他に山ほどある

浅井基文氏の『日本共産党への辛口提言−ふたたび埋没することがないように−』という文章読ませてもらいましたが、政治シロートの私には「え〜そうかな〜」というのが正直な感想。何しろそんなコアな話通じそうな人は身の回りでは見たことありませんから。何故かネット上はそんな人結構見かけますが、提言にあるようなことくらいでは簡単に支持側に回ってくれるとは到底思えませんしね。

思うにそんなコアな話じゃなくて、もっと身の回りのありふれた場面思い浮かべても共産党への理解を阻むものは山ほどあるわけで。たとえば会社で「お前、日経くらい読んどけよぉ」などと上司に説教さたりとかはありがちな光景でしょうけど、政治に無関心な者は何も知らないし知ろうともしない・・・これは結構多数派ですがちょっと置いといて(といっても案外この手の人が共産党に対する偏見だけはしっかり持ってたりするんですね)、幸いにして政治にちょっとばかし関心を持ってる人もこんな記事を読んだりするわけです。それもおそらく半端な数じゃない人たちが。今回、最新の記事を例にあげましたけど、こんな例は枚挙に暇がありませんので。

「そっくりマニフェスト」は悪くない(日経ビジネスオンライン2010/6/23)
際限なく膨張する政府債務は民主・自民の共通の敵
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100621/215063/

また、共産党は今も昔も大企業に増税すれば良いと主張している。法人税は収益力、競争力のある優良企業が主に担っている。各国がビジネス・経済活性化のために法人税の実効税率を引き下げ、25%程度が国際的な標準になってしまった現在、実効税率40%の日本が法人税を逆に引き上げれば、こうした競争力ある企業群はますます海外に事業をシフトするだろう。本社すら海外移転する企業も出てくるだろう。



資本・技術・人が国境を越えて大規模に移動する経済グローバル化の進んだ現状に対して全く適応力のない政策を掲げることができるのは、共産党が政権を担うことが決してない万年野党だからに過ぎない。



この記事、まあ普通に読んでりゃ「消費税増税やむなし」って気持ちにもなります。そんなシチュエーションに身を置いたところを想像したら気持ちわからないでもありません。何しろ東大の先生が言ってることですし。もちろん引用部分のような話聞かされたら共産党のことなど意識の外でしょうね。
ちなみに引用前段(結果、後段も)は「嘘っぱち」です。(共産党は常々言ってることですが)

税制調査会報告書
http://www.cao.go.jp/zeicho/tosin/19top.html

下記報告書18ページ参照
抜本的な税制改革に向けた基本的考え方 (平成19年11月)PDF
http://www.cao.go.jp/zeicho/tosin/pdf/191120a.pdf

それにしてもこの記事ひどいですね。民主主義でメシが食えるかって感じですか(笑)
posted by PPFV at 21:00| パリ | Comment(4) | TrackBack(6) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月21日

良い子のニュース解説

消費税率引き上げ 激しい論戦(NHK2010/6/21)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100621/t10015237981000.html

参議院選挙の公示を前に、菅総理大臣が、消費税率を引き上げた場合には食料品などの税率を低くする軽減税率の導入も検討したいという考えを示したのに対し、自民党の谷垣総裁は「自民党案のまる写しだ」と批判するなど、消費税率の引き上げをめぐって、民主・自民の2大政党の間で論戦が激しくなっています。

参議院選挙は今週24日に公示され、来月11日に投票が行われます。全国47選挙区の73議席と比例代表の48議席のあわせて121議席に対し、これまでに420人を超える人が立候補を予定しています。こうしたなか、民主党はさきに公約を発表し、消費税を含む税制の抜本改革に関する協議を超党派で開始し早期に結論を得ることを目指すとしたうえで、菅総理大臣は、税率については「自民党案の10%をひとつの参考にしたい」と述べています。そして、菅総理大臣は20日、「財政破たんの危機を避けるために超党派の議論を呼びかけている。消費税は逆進性が強いので、軽減税率の導入や、税の還付なども当然しっかりやることを前提に、大いに議論したい」と述べ、消費税率を引き上げた場合には、食料品などの税率を低くする軽減税率の導入も検討したいという考えを示しました。これに対し、自民党は公約で、国と地方の基礎的財政収支を2020年までに黒字化を目指すために、「財政健全化責任法」の早期成立を求めたうえで、消費税については、社会保障や少子化対策に全額を充てることを明確にし、税率を当面10%に引き上げるとしています。谷垣総裁は、20日、「参議院選挙で、菅総理大臣はどういう答案を書くのかと思っていたら、全部、自民党の答案をまる写しし、消費税10%と言っている」と、菅総理大臣の一連の発言を批判しました。このように、参議院選挙の公示を前に、消費税率の引き上げをめぐって、民主・自民の2大政党の間で論戦が激しくなっています。


《良い子のニュース解説その1》

2大政党間の論戦とは

民主「消費税は10%ということで」
自民「いやいや、消費税は10%ですよ」
民主「ぬはは、何を根拠に。消費税は10%に決まってるし〜」
自民「何でタメ口?こうなりゃ断固として消費税10%は譲れんぞ」
民主「何とも話が一本線いや平行線だ。じゃここは百歩譲って消費税10%でどうだ」
自民「ん〜ちょっと悩むかも。でもやだ。やっぱ消費税は10%」
民主「こっちも譲歩してるんだからさあ。じゃ真ん中をとって10%とか」
自民「ん〜何か譲歩してもらった気がしない。やっぱ10%にはこだわりが」
民主「う〜こうなりゃ破れかぶれだ〜消費税10・・・・・」

論戦はつづく・・・

《良い子のニュース解説その2》

消費税10%とは

たとえば、みんなのパパの年収(サラリーマンだったら一年間のうち会社からもらうお金のこと)が500万円だとする。そしてママが「貯金なんてできっこないわ〜」とか言ってるとしたらたぶんそのほとんどは消費(使われてる)されてるはずだから、そのほとんどには消費税10%がかかります。消費(使われる)されるお金にかかるのが消費税ですからね。

けいさん 年収500万円 × 10% = 消費税50万円

ちなみに消費税分の50万円で任天堂Wii25台買えます。毎年みんなのおうちで任天堂Wiiが25台買えるという勘定(かんじょう)ですね。あ、消費税10%かかるから22台か。結局消費税のおかげで3台目減りしちゃうということですね。皮算用にも消費税はかかります。おあいにくさま。
posted by PPFV at 20:24| パリ ☁| Comment(2) | TrackBack(2) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月26日

私たちの頭のなかには共産党のようなすっきりした答えはつくれない

ごぶさたしております。
「この程度の文章ならTwitterで十分だろ」っていわれそうですが、うむ、たしかにそうかもねぇと思いつつ、とりあえずちょっと面白い記事見かけたので。

普天間基地問題は歴史的岐路/無条件撤去の決断を
志位委員長が鳩山首相と会談(しんぶん赤旗2010/4/24)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-04-24/2010042401_01_1.html

鳩山首相は、「私たちの頭のなかには共産党のようなすっきりした答えはつくれない。ぜひ(そのことを)アメリカで言ってきてください。訪米の成功を祈っています」と答えました。


野党党首にこんなことお願いするのもどうかと思うが、まあ良くも悪くも正直な人なのかもしれない。私が民主党を支持できないのはまさに「私たちの頭のなかには共産党のようなすっきりした答えはつくれない。」ことに尽きるのだが、私の知る限り民主党支持者の方々はそのことには触れない。結果、私がその言葉を初めて聞いたのは民主党党首自らの口からだったという笑い話のような話。
posted by PPFV at 20:08| パリ | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月17日

子は親を映す鏡

ネットでこんな発言を見かけた。

批判するのは良いが、せめて小泉進次郎の話を聞いてから批判しろよ。 政治ってそういうものじゃないのか? 政策も聞かず、考えも聞かずに、ただ、小泉の息子であるから 政治家にはなるなっていうのは、逆差別になるぞ。


うん、そりゃそうだね。話を聞かねばね。で、聞いてみた。

私にとって国会議事堂はフィールド・オブ・ドリーム!


ん?
え〜と。やはりブログも覗かねばね。政治ってそういうものだ。で、覗いてみた。

今日のお昼は穴子天丼です。
美味しいです。
大きいです。
長いです。
丼からはみ出てお味噌汁にかぶってます。
この天ぷら屋さん、家から歩いていけます。
地元グルメ、大好きです。


え〜と、唸ってしまう。これでは福島みずほ氏の毛筆もかなうまい。
見事な父親譲り、というより子は親を映す鏡と言った方が適切か。感動した!そして脱力した!
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2009年09月10日

いつも翻る

こちらのエントリー共感できます。特に以下の引用部分。(12)などはまさにその通りですね。
結果は程なく出るでしょう。

民主党の本性は非民主主義の財界政党なのか!?
(上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場2009/9/8)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51241781.html

(11)社民党は、総選挙前から比例定数を削減しないことを連立参加の条件にする考えを表明していた。

《共同通信記事 中略》

この条件が今日にも合意されるという連立協議に盛り込まれ、衆議院の任期満了まで維持されると約束を取り付ければ、社民党は、民主党との選挙協力を取り付けることに途を開き、かつ、議会制民主主義の後退に歯止めをかけることができるかもしれない。

果たして社民党は衆議院議員の任期満了まで政権の地位にいられるのだろうか、それとも来年の参議院議員通常選挙後、連立解消されてしまうのであろうか!?
それは、まず、今日の合意内容にかかっている。
(もちろん、社民党が妥協してしまえば、比例の議員定数は削減され、かつ任意満了まで利用されるこになる可能性もあるだろう。
他方、合意に至らず、社民党は共産党と同じように「建設的野党」になるのだろうか?)

(12)言い換えれば、連立協議の合意内容次第で、民主党の本性が自民党と同じで、非民主主義の財界政党であるかどうかが明らかになるだろう。



連立政権政策合意の全文(時事通信2009/9/9)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090900932

結果、出ました。私には「比例定数削減」の文字は見当りませんが、「比例定数を削減しないことを連立参加の条件」とのだったので「合意」したからにはどっかに書いてあるのでしょう。
posted by PPFV at 20:31| パリ ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月08日

絶望的な希望的観測

小政党が加わる意義とは(新潟日報社説2009/9/6)
http://www.niigata-nippo.co.jp/editorial/index.asp?syasetsuNo=2208

 民主党、社民党、国民新党が連立政権樹立に向けた協議を進めている。幹事長級会談も開かれたが、まだ結論を出すまでには至っておらず、今週再び会合を持つことになっている。
 与党が政策決定にどんなふうにかかわっていくのか。民主党と社民党で考え方に隔たりのある外交・安全保障政策をどう取り扱うのか。各党は焦点となっているこれらの問題について意見を十分すり合わせ、国民が納得いく形で連立の土台を築いてほしい。
 社民党と国民新党には、党の基本原則を大切にするよう求めたい。二大政党化が進んでいるように見える中、小政党には少数意見の反映者、政権の暴走を止めるブレーキの役割がある。巨大化した民主党の意向に流されるようでは存在意義が問われよう。
 今回の衆院選では自民党が3分の1近くにまで議席を減らした。同時に与党として連立を組んでいた公明党も大敗し、獲得議席は解散前より10少ない21となった。とりわけ小選挙区では全敗に終わり、太田昭宏代表ら幹部が責任を取って辞任する。
 民主党の圧勝は、有権者が自公連立政権に「ノー」を突き付けたのと同じ意味がある。この結果は、小政党が連立政権に参加する際の教訓をあらためて教えている。
 行き過ぎた構造改革が招いた生活格差の拡大や医療・年金問題への国民の不安。首相の座をたらい回しにした自民党に対する不満。「生活者の党」を自任する公明党がチェック役を十分果たしていたら、与党への失望はここまでではなかったかもしれない。
 10年に及ぶ連立で、自民党とのなれ合いが生まれていなかったか。与党慣れが、政権運営の緩みを許すことにつながったのではないか。
 なぜ、連立に参加したのか。小政党がこの原点を絶えず確認していなければ、政権を守るだけの存在となり、与党であることが目的化したかのように受け取られる恐れがある。その場合に支払うべき代償は小さくないことを肝に銘じなければならない。
 15年前、自社さ連立政権を組んだ社会党は、日米安保堅持、自衛隊合憲の現実路線に転換した。主張があいまいになったことで党勢は衰退した。この歴史を忘れてはいけない。
 衆院で圧倒的多数を占めることになった民主党は、参院では過半数に足りない。政権の安定運営に向けて、是が非でも連立にこぎ着けたいところだろう。しかし、「連立ありき」に陥っては自民党と変わらなくなる。
 多様な意見を反映し、国民の声がしっかり届く政権をつくる。今回の連立協議ではそうした気概を持ち、粘り強く話し合いを続けてほしい。


連立に小政党が加わる意義とは本来はこういうものなんでしょうね。現実を見る限りでは何とも浮世離れした話ですが。だいたい大敗を喫した後も前代表自らこんな調子では「チェック役」などできるはずもなく。

自公連立「埋没した」「らしさ発揮」 公明役員会が紛糾(朝日新聞2009/9/8)
http://www.asahi.com/politics/update/0908/TKY200909070411.html

今後のことについて想像するならば、社民党にしても15年前の教訓を、そもそも教訓と認識しているのかさえはなはだ怪しいところですし、当の民主党は「比例中心だと第3党が主導権を持ち、かえって民意がゆがめられる」と言っているわけですからね。「小政党が加わる意義」なんて真っ向から否定しているわけで、早晩参議院で過半数取れば「民意の歪み」は必要なしとなるのが自然の流れでしょう。
好きで集めているわけじゃありませんが、こうも悪い材料ばかりが揃うとこの社説のような希望的観測にはもはや絶望的な限界がありますね。むしろ連立政権外の小政党の意義について語った方が意味がありそうな気がします。
posted by PPFV at 19:47| パリ | Comment(0) | TrackBack(1) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月03日

筋が通せなくて何のための野党か

前回のエントリーに「やつらだ」さんからコメントをいただいた。

いずれにしても日共は蚊帳の外で万年野党がお似合い


コメントの内容については何だかな〜というかまったく同意はできないんだけれども、以前にも話したように「やつらだ」さんについて好きか嫌いかと問われれば「嫌い」ではない。なぜだかよくわからない。そもそも怒りの矛先が違うだろうとはいつも思うところだが、その怒りの動機については「わからないでもない」感じがあるからかもしれない。何だか感覚的な話で申し訳ないんだけども。ふだん共産党をえらく持ち上げつつ、いざ批判しだすと俄然張り切ってしまうような人と比べたら、私の中ではずっとマシな存在だったりする。
で「万年野党」という指摘について。まあ仮にそれが事実だとして、一般には「無責任に批判ばかり」なんて言われるんだろうが、そのおかげできちんと筋の通った批判ができるんであれば、それはそれでまことに貴重なスタンスじゃないかと思う。
蚊帳の内に入った野党がどんな役割を果たし結果どんな末路をたどったかを思えば、共産党の態度には信頼を置きさえすれ、揶揄する気持ちには到底なれない。むしろ筋が通せなくて何のための野党かと言いたいところだ。中にはいくら野党ヅラしたところで何かと筋が通せない野党も存在するので、それが与党になって、いよいよ野党の「くびき」から解き放たれた時には、さてどんな筋を通すのだろうかと不安になったりもする。ましてや、今回の衆院選を経て自民党と公明党が野党の仲間入りである。共産党の野党としての役割がますます重要であることに疑う余地はない。まさしく最後の砦だ。
posted by PPFV at 21:38| パリ ☁| Comment(7) | TrackBack(1) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月13日

民主党躍進を願う「的外れ」いろいろ

こんなにある 日本共産党が自民党を応援している選挙区 (共産は辞退せよ!)
http://www.asyura2.com/09/senkyo69/msg/101.html

阿修羅での投稿。相も変わらずの的外れな共産党攻撃だが、阿修羅では数少ない良識派(苦笑)から以下のレスがつけられた。同感だ。

民主党は自民支持層から票を奪え。
http://www.asyura2.com/09/senkyo69/msg/138.html

民主党の躍進を願うのであれば、また民主党はどのような政党なのか、はたまた民主党の支持層になりうる人たちはいかなる人たちか、ちょっと考えれば共産党攻撃など何の効果もないことはわかりそうなものだろう。
わかってやってるとしたら、民主党の躍進など意識の外、これはあくまで攻撃のための攻撃に過ぎず、わかってないとしたら、こんなこともわからないのに共産党の「コアな暗部」とやらは知ってるというヘンテコリン。

民主党は地域の助け合いの精神で生きてきた日本の伝統を守る保守で行って欲しいな。


コメント主は文中このように述べているが、民主党に最大限努力して希望を託すとしたらせいぜいこれくらいの期待(夢)である、私も。

もひとつ。

政権選択選挙で考えるべきこと(YamaguchiJiro.com2009/8/9)
http://www.yamaguchijiro.com/?eid=775

過去数年間の構造改革路線の誤りを総括、反省することなしに、自民党に安心社会などと叫ぶ資格はない。今の自民党の公約は、放火犯が親切ごかしに消火器を持ってきているようなものである。


なるほど、うまいこと言う。まあその通りでもある。
けど、ほんじゃ民主党は「放火犯」なのか「消火班」方なのか、どっち?
「たまたまライターの持ち合わせがなかった放火犯」というのが私の見解。
posted by PPFV at 00:10| パリ | Comment(14) | TrackBack(7) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月22日

衆院解散総選挙に向けて各社社説

衆院解散総選挙に向けての各社社説です。ざっと並べてみました。

「民主党の敵であるマスゴミ」だったはずですが、朝日、東京、毎日は「政権交代」に力がはいっており、タイトルにもその姿勢が良く現れております。早い話、政権交代マンセー。

衆院解散、総選挙へ―大転換期を託す政権選択(朝日新聞2009/7/22)
http://www.asahi.com/paper/editorial20090722.html

政権交代か否か 衆院解散 8・30総選挙へ(東京新聞2009/7/22)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2009072202000108.html

社説:衆院解散 総選挙へ=政権交代が最大の焦点だ(毎日新聞2009/7/22)
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/
20090722k0000m070118000c.html


一方、読売、産経については「政権担当能力」を力説しております。早い話、それぐらいしか話すことない。

衆院解散 政策本位で政権選択を問え(読売新聞2009/7/22)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20090721-OYT1T01049.htm

【主張】衆院解散 国のありよう競い合え 政権担当能力が判断の基準(産経新聞2009/7/22)
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090722/elc0907220254003-n1.htm

総じて、地方紙は政権選択選挙であるという視点は同様ですが、少数野党に配慮する視点も多少あります。沖縄タイムスは二大政党一辺倒に対する疑義も。

衆院解散 政権選択が最大の焦点/問われる自公政治の評価(琉球新報2009/7/22)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-147409-storytopic-11.html

衆院解散、政権選択選挙へ 歴史的審判に堪え得る論争を(西日本新聞2009/7/22)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/110406

[衆院解散]政権選択のときが来た(沖縄タイムス2009/7/22)
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-07-22-M_1-005-1_001.html

やたら「政権交代」を煽る大新聞と比べ、総じてましな地方紙ですが、そんな中で最も冷静と思われる社説は中国新聞でした。

衆院解散 危機脱出へ政策を競え(中国新聞2009/7/22)
http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh200907220209.html
posted by PPFV at 22:28| パリ ☀| Comment(6) | TrackBack(3) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月16日

いよいよ「保守二大政党制」ができ上がりつつあるということ

「政権交代」がいよいよ現実のものとなりつつあるようです。自民党の右往左往ぶりと相まって、長年待ち望んだ「政権交代」を前に、盛り上がる気持ちも解らないではありません。しかしながら「民主党への政権交代」によってそんな国民の思い(ましてや左派・リベラルの思いなど)が報われるかどうかについては残念ながら私は悲観的です。
結局、「小選挙区制」「二大政党制」の檻に入れられたということでしょうか。小選挙区制は導入当初から数々の問題が指摘されてきました。しかしそんなことも忘れたかのように「勝てる候補に票を集中せよ」の声とともに、見事なまでに小選挙区制度の機能を果たさせることになりました。それに呼応するかのようにメディアは二者択一的報道に徹しました。中選挙区である都議会選挙においてもその影響は如実に現れたと思います。そんな中で共産党は議席を減らしましたが当然のことです。こと多勢になびくことの多い国民性にあっては、それを跳ね返すことは至難の業です。私は党員でも支持者でもありませんが、おそらく支持者である人はそれを理解し支え続ける人であろうと思います。

「二大政党制」において民主主義は機能しません。

「民主党」の役割、ひいては「二大政党制」の役割、さらに言えば「小選挙区制」の役割、これらすべては国民の選択(意思)を「自民党的政治」へと収束させることにあると思います。その実現に向けては、「今は右往左往しているように見える自民党」を中心に着々と準備が進められてきたという経緯があります。そうした一連の流れの中で有権者自ら多様な意見を排除しようとする姿勢を取り続ければそのシステムはさらに磐石なものとなります。「自民党」も「民主党」もそのシステムを構成する一要素なのですから、「自民も民主も同じ」あるいは「単なる派閥争い」という指摘は決して投げやりな態度でも何でもなく、ある意味的を得た指摘であると言えます。むしろ「自民」と「民主」の細かな違いを探すことなどはその本質を見ない無駄な作業です。
民主党は左派・リベラルの支持だけでなく多くの保守層の支持を得ているからこそ二大政党の一翼を担えるのであって、残念ながらこの国はその保守層が多数派を占めるということを忘れてはいけません。少なくとも左派・リベラルの方々には今一度「小選挙区制」「二大政党制」の檻から抜け出し、望むべき政党を支持されることを望みます。
posted by PPFV at 21:20| パリ | Comment(8) | TrackBack(7) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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